舗装研究所のご案内

舗装研究所は昭和47年11月、舗装技術に関する試験・研究並びに会員技術者の資質向上を目的に、(一社)北海道舗装事業協会の付属機関として設立されました。

 当時、北海道を始めとする積雪寒冷地では、凍上対策やスパイクタイヤによる路面の磨耗対策がアスファルト舗装の技術的課題となっていました。しかし、産学管の技術者による弛まざる研鑽開発により技術向上が図られ、現在の舗装の発展へと結びついています。

 また一方で、急速な経済の発展、増大する交通需要と生活環境の整備など、社会、経済情勢に対応する新たな技術開発や施工技術、品質管理の高度化が求められる時期でもありました。

 平成10年2月、札幌市南区藤野3条11丁目10番32号、国道230号沿いに移転した当研究所は、敷地面積1,262平方メートル、延床面積700平方メートルの鉄筋コンクリート2階建てで、1階が研究施設、2階が会議、事務室となっており、所長以下研究職員3名と事務員1名の4名体制により、設立当時の理念を受け継ぎながら、常に時代の必要性に応えるべく、多様化するアスファルト舗装技術に対応した材料や混合物の品質管理試験に取り組むとともに、会員各社の技術向上のための調査・研究、分析・評価及び研修業務の推進を目指してきました。

 研究施設は、合材試験室、合材混合室、アスファルト試験室、低温実験室、高温実験室、抽出試験室、材料試験室等で構成され、特に、低温実験室は0℃〜−20℃までの温度制御が可能で、排水性舗装の品質試験である低温カンタブロ試験や表層磨耗の品質管理であるラベリング試験を実施しています。また、高温実験室にはホイールトラッキング試験機を設置し、混合物の耐流動性や性能評価に関わる塑性変形輪数を測定することができます。
 現在、これらの試験機器によって行われる土質、骨材、アスファルト混合物等5項目、72種類の依頼試験の受託が、当研究所の主要な業務となっています。

 近年、アスファルト舗装は多様なニーズに応えるため、舗装の性能を規定して設計や材料、施工方法を限定しない性能規定化が進みつつあり、このため、新技術等の開発による品質の向上やコスト縮減の取り組みが求められています。
 当研究所では、こうした新たな規定に対する品質管理試験等にも即時対応するよう努めてまいります。

 当研究所のもう一つの大きな業務は、会員技術者を対象とした研修や講習です。研修は例年2月にアスファルト舗装に関する基礎技術課程、5月と9月に応用技術課程の2コースを設け実施しています。また、JICA国際協力機構等の講習に協力するなど、その活動分野は会員技術者以外にも及んでいます。

 

施設概要 アクセス 試験種目 各種試験基本料金表